INTERVIEW
先輩社員インタビュー
ものづくりの苦労の裏側に
喜びがある
宮崎 瑛梨
Eri Miyazaki
大学時代は農学部に所属し、栄養系の研究室でビタミンEの摂取量と肝臓への脂質の溜まり方の関連性などを研究していました。地元富山での就職を視野に入れ、企業を探していた時に、合同説明会でバイホロンを知りました。普段テレビCMであったり、お店で見かけていた製品をたくさん作っている企業だと知り、健康食品という分野であれば私が今まで学んできたことが生かせるチャンスがあると思い、入社を決めました。
配属された品質管理部では、仕入れた原料や出来上がった製品に、菌が多く含まれていないかなどを検査しています。錠剤は水に溶かして、液体培地に入れて培養して大腸菌を調べたり、一般細菌は寒天培地で培養して、出てきたコロニーを数えるという検査方法が主です。
また、製品だけではなく、工場内の衛生環境を保つのも品質管理部の業務です。混合造粒など水を使う工程では、菌が増殖しやすいので入念に拭き取り試験をしたり、工場全体の空中浮遊菌を集めて検査にかけるなど、衛生面には最善の注意を払っています。
弊社は受託製造がメインなので、製品ごとにお客様の要望も変わり、試験方法も細かく指定されます。この仕事に携わり、一つのものを作ることの大変さを日々実感していますが、妥協せず、突き詰めていくことが大事だと感じています。そうして手をかけた製品がお店に並び、たくさんの人が手に取ってくれることに喜びを感じています。